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2歳の女の子が、板で封じられた木箱の中で手足を縛られたまま死んだ。縛ったのは——祖母だった。母親もいない。父親もいない。守ってくれる大人が、一人もいなかった。2022年、大阪で起きた「富田林市2歳女児熱中症死事件」。2022年6月29日、大阪府富田林市の集合住宅で2歳の小野優陽ちゃんが熱中症で死亡しているのが発見された。祖母は、その間どこにいたのか——内縁の夫と、USJに遊びに行っていた。優陽ちゃんに何がされていたのか——四方に板を張った、ふた付きのベビーサークルに監禁された。手足を粘着テープで縛られた。水も与えられなかった。食事も与えられなかった。2泊3日の予定だった。優陽ちゃんが死んだその日、祖母はUSJ近くのホテルに宿泊予約まで入れていた。しかし、この事件には「もう一つの顔」がある。優陽ちゃんの母親は、借金を理由に祖母に追い出されていた。母親は父親——祖母の三男——から暴力も受けていた。16歳で結婚し、追い詰められた末に、娘を育てる機会を奪われた。事件前からすでに、祖母は優陽ちゃんを閉じ込めたまま外泊を繰り返していた。それは「事件」ではなかった。それが——「日常」だった。誰も気づ
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x.comAjay Verma (アジャイ・ヴェルマ)
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